KOYANIMALSのブログ

作品製作、身の回りの気になることを。

旅クマ、少しずつ進む。

 

針金やら毛糸やらで、好きな動物を作る。

時々は動物でない何かも。

それを誰かが欲しいと言って、お買い上げくださる。

この動物を作って、と頼まれてお作りすることも。

いずれにせよ、自分の作ったものに自分で値段を付け買って頂くのだけど、しかしその数字に毎回頭を抱え、本当にこれで良いのか?と、逡巡、逡巡、シュンジュン。

その数字に、あるお客様は、ありがとう、と言って下さり、ある人は、やっす!と言ってくださる。そして、時にはそっと値札を裏返されることも。

値付けはいつでも本当に難しい。

仕事とは?

商売とは?

愛とは?

価値観とは?

いつまでたっても解けない謎 ナゾ なぞ

、であります。

 

 

f:id:KOYANIMALS:20180412222329j:image

↑ご縁があって、オーダー頂いたシュレーゲルアオガエル。オーダー主様は「カエルカバン」さんと仰るアーティストさん。

嬉しいです。

 

f:id:KOYANIMALS:20180412222703j:image

↑ネットショップcreemaでも作品をお取引きさせてもらってます。

バンバンは作れません。

ドンドン売れもしません。

でも、見てくださる方々がおられることに感謝。本当に有難いです。

 

f:id:KOYANIMALS:20180413094153j:image

尾道の活版カムパネルラさん。

もう、まる2年お世話になってます。

いつもあたたかいサポート頂いて心から感謝です。

こちらに繋いでくださった方にも感謝。

 

f:id:KOYANIMALS:20180413095827j:image

↑2016年から作家生活をスタートしたkoyanimalsは、こんなひよっこでした。ぴよ。

 

 

日々、ちまちまと小さな動物を作っては、どなたかのところへお嫁に出したり、お店にお預けしたり、自分からイベントに持ち出してみたり。

まる2年そんな風に続けて来ました。

悩みも焦りも喜びも、まぜまぜの日々。

 

そんな中、この春休みを利用して、神戸へ行きました。はじめは純粋にレジャーとしての旅。

大人になって初めて訪れた街。三宮。

春らしく色とりどりの花が植えられ、人も街並みもとても綺麗で、お洒落。

久々の華やいだ雰囲気。

なんて良い気分転換なんだろう!

と、あちらこちら覗いて。

ふと見つけた可愛いお店。

小さなドアから中を見ると、

豪華なアンティークドールやテディベアがある。お店のそこかしこに雰囲気たっぷりの逸品の数々。

優しげな男性の店員さんに伺うと、古く価値ある人形も新しい作家さんの作品もあるということで。

ん?…なんか、作家魂がピクピクしちゃって。

ちょっと聞いてみたくなりました!

 

じゃ、これってどう思います?

って、ほとんど勢いで、薄汚れてしまったこげ茶の旅クマをみてもらいましたら…。

珍しそうに、けれどしっかりと見てくださり、

もう、日にちがあまりないですが、可能なら今度のイベントで作品置いてみますか?

って言ってもらって!

 

まーじーーーー???

 

くたびれたクマで笑いを取ってから、お店をあとにするつもりだったので、予想外のお言葉いただいてびっくり。

 

ビスクでなく、毛糸や羊毛。

球体関節でなく、ワイヤー使い、

グラスアイでなくスパンコールとビーズ。

そんなものが、意外性があるらしく。

 

いや、しかし!

こんな素晴らしい作品たちの中で、koyanimalsはどんな風にお客様の目に映るのだろう?

場違い?違和感?謎ナゾなぞ。

 

しかし、そうやって、少しづつ少しづつ、怖いもの知らずな私はクマをを連れて旅して来たんだね。

ありがとう、旅クマ。

また、新しい見たことない場所に来られたよ。

これが、ただの肝試しだとしても、めいっぱい楽しもうじゃないか~。

f:id:KOYANIMALS:20180413100858j:image

↑私の相棒  すっかりくたびれてます。

 

と、頑張って作ってみた猫二匹。

2018年4月20日~5月7日

神戸三宮 ドールミュージアム タイムロマン様へ、ちゃんと着きますように。

f:id:KOYANIMALS:20180413023454j:image

↑一体どんな値段をつけようか…、

また大きな悩みが~~。

 

この続きはまた、そのうちに。

 

お読み頂き、ありがとうございます。

 

Instagram  :  koyanimals

creema    :    koyanimals

 

↑どうぞこちらもご覧下さいませ。