バランスって。
二本足で立つ、ということ。
二足歩行の生き物なんだから、立つのは当たり前。その当たり前を意志の無い人形にさせるっていうことが、こんなに難しいこととは。
いや、実は小さい頃から分かってはいたんですよ。リカちゃん人形は1人では立てなくて、スタンドってもんがついていましたしね。
椅子だって、まあ最低3本は脚があるわけだし。
そんな時、やはりココはかかとの存在か?と、ハッキリわかるわけです。
踵。
ほとんどの生き物は爪先だけで立っている。
いつでもダッシュ出来るように立って生きている。踵を地につけてのんびり立ってるのは人間と、あと1種くらいだったはず。
自分の平和を叶えた(つもりの)象徴なのか、踵。
ということで、二本足で立ってもらいたい動物には踵つけてます。
写真を撮る時は、立ち姿が絵になると喜びも倍増で。
小さな小鳥も、ちゃんとそこに立っていて欲しい。何気なくちょこんとね。
私が立っているのも踵を作ってくれた遠い遠い昔のご先祖さまのおかげですね。
今更ながらに感謝。
さ、今日も立って行くかな。